行政書士の合格率

行政書士の合格率の推移と受験者数との関係

行政書士は、改正以前であれば名前を書けば受かると言われるほどの難易度の資格試験でした。
実際の試験で本当に名前を書けば合格させてもらえるほど甘くはありませんでしたが、
そう揶揄されても仕方のない難易度だったことは事実です。

 

このような難易度のために、法学部の学生などにとっては格好の的であり、
司法書士試験や司法試験の予備として受験することも多かった試験だったわけです。

 

そのため合格率は常に10%を超えるあたりを推移しており、
試験内容としても法学の基礎問題程度の範囲でしか出題されていませんでした。
ところが現在では試験の改正により、出題形式も全く違うものになり、
そうそう簡単に合格できるものではなくなりました。
現在の合格率は低い時で2%であり、どんなに高くても10%を超えることがありません。

 

これは絶対評価式の試験である限り、合格点数の設定があるにもかかわらず、
その点数を超えることができない難易度であると言えるわけです。
こういった絶対評価式の場合、受験者数の数もその合格率に大変影響を与えます。
平成元年度で2万人程度であった受験者数も、現在では7万人程度の受験者数となっています。
人数が増えることで大きなばらつきが出そうなものでもあるのですが、
ここ数年の合格率は6%~9%と安定していることからも、
簡単に予測できる範囲だけの出題ではなく、
行政書士の資格受験として相応の難易度を維持し続けていると言えるのです。